2012年2月27日
ジョン・ジョスト監督特集2012
70~80年代のシネマ・エッセイ(『スピーキング・ダイレクトリー』『プレーントーク&コモンセンス』)やフィクション作品、「フィルムの時代は終わった」と語った96年以降のデジタル・キャメラを使った作品、そして、新作『失われた町のかたち』まで、「新しい映画」のかたちを模索する映画作家ジョン・ジョスト監督の特集上映が行なわれる。最終日には監督ご本人を迎え、トークショーも予定されている。個人的には「IT産業前夜のサンフランシスコの空気を伝える」といわれる『レンブラント・ラフィング』や、オリヴェイラ、ヴェンダース、ペドロ・コスタといった固有名を想起させる町、リスボンを15年にわたって撮り続けたという『失われた町のかたち』が気になる。
2月28日(火)~3月3日(土)@アテネ・フランセ文化センター