2009年11月18日

第10回東京フィルメックス

OUTSIDE IN TOKYO が独断と偏見でおすすめするのは、ズバリ以下の3本!
『ヴィサージュ』ツァイ・ミンリャン
『カルメル』アモス・ギタイ
『ニンフ』ペンエーグ・ラッタナルアーン
そして、「ニッポン・モダン1930 〜もう一つの映画黄金期〜」と題される特集上映では、溝口健二の最高傑作とも言われる『残菊物語』が東劇の大スクリーンで上映される。3年前の没後50年特集上映『溝口健二の映画』の時に見逃した人は是非この機会に!

11月21日(土)〜29日(日)@有楽町朝日ホール、東劇、シネカノン有楽町1丁目
2009年11月 6日

『スペル』


ほんの些細な不親切から恐ろしい体験に巻き込まれるヒロインの恐怖の3日間を描くサスペンス・スリラー。エゴヤンの『秘密のかけら』が印象に残るアリソン・ローマンは、『エクソシスト』の女優リンダ・ブレアを彷彿させるどちらかといえば"非美人系"、体当たり演技でヒロインを演じ新境地を開拓した。ホラー映画が苦手な人にも"オモシロコワい"と大評判のサム・ライミの新作。
2009年11月 6日

『谷中暮色』


蓮實重彦が「東京の街がなお魅力的な被写体たりうることを実証してみせた貴重な作品」と断言する本作が、午前11時からのモーニングショー公開だけで良いのか!と不満なのは私のような夜型人間だけ?製作から配給宣伝までを自らおこなうという「オルタナティブ・シネマ」(Node of Cinema)の闘いは始まったばかりだ。

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