2009年8月18日

『3時10分、決断のとき』

ラッセル・クロウが悪名高い強盗団のボスを演じ、クリスチャン・ベールが生活に苦しむ足が不自由な牧場主を演じる。ついに保安官に捕まったギャングのボスが裁判所のあるユマに護送されることになり、借金苦からその護送役を買って出る牧場主のベールだが、それはあまりにも危険な仕事だった。父の危機を察知して息子が応援に駆けつけるのだが、、、『ジャッキー・ブラウン』原作のエルモア・レナードらしい男泣かせなストーリーに、映画を見る前から早くも涙腺が緩む。『許されざる者』以来、最高の西部劇と評される本作の出来映えやいかに?
2009年8月 4日

『湖のほとりで』

ノルウェーの"ミステリーの女王"カリン・フォッスムの小説の映画化、イタリアのアカデミー賞といわれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞史上最多の10部門を独占、大ヒットを記録したミステリー/ヒューマン・ドラマ。アンドレア・モライヨーリ監督は、現代イタリアを代表する映画作家ナンニ・モレッティの助監督として現場の経験を積んだ本格派。俳優陣も今のイタリア映画界を代表する顔ぶれが並ぶ。その中にはスパイク・リー『セントアンナの奇跡』でファシストの父親役を演じたオメロ・アンヨヌッティの顔も。この夏の見逃せない一作。
2009年8月 4日

『サマーウォーズ』

アニメ版『時をかける少女』の細田守監督最新作。『映画芸術』誌上で、監督が「夏は暑いからあんまり難しいことは考えられない。だからスカッとした映画を目指した」と語っていて、思わず納得。日頃、アニメには親しみが薄い"大人"なあなたも、束の間の夏休み気分に浸ってみては。

Recent Entries

Category

Monthly Archives

印刷