2010年4月26日

『プレシャス』

80年代ニューヨークのハーレムを舞台に、両親から酷い虐待を受けながらも力強く現実をサバイバルしようとする16歳の少女"プレシャス"が、暗闇の中から一縷の希望の光を見出すプロセスを描く、リアル・ブラック・アメリカの物語。映画の作りはそれ程でもないが、その強烈なストーリー、"プレシャス"を演じるガボレイ・シディベと鬼畜な母親を演じるモニークのリアリティ溢れる演技、サントラのグルーヴに魂をプッシュされるパンチの効いた一作。

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