OUTSIDE IN TOKYO
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FILM REVIEW
映画において、慎ましく行使される「正義」の美徳について
2023.8.17 update
前作は□(四角形)、今作は△(三角形)、
幾何学的表象の中に、人間存在の哀しさと可笑しさを、
辛辣なブラックユーモアで浮かび上がらせる痛快作
2023.2.28 update
激動の祖国ジョージアの文化・芸術・政治の歴史と現在を総括した、
“語り部の持つ魅惑”に満ち溢れた傑作ドキュメンタリー
2023.2.17 update
奇妙なフォークロア的魅力と
禍々しい霊性が場所の記憶から立ち上がってくるブラックコメディ
2023.2.1 update
INTERVIEW
2023.11.21 update new
本作において、劇作家・演出家、松田正隆の同名戯曲のセリフを一言一句変えずに映画化することに挑戦した越川道夫監督は、主人公の女を演じる河野知美と夫を演じる梅田誠弘の演技、存在感の素晴らしさも相まって、演劇の一回性を生々しく捉えた、”映画”ならではの見事な呼吸が息づく作品を創り上げた。ここに、間違いなく代表作の一つになるであろう作品『水いらずの星』を撮り上げた、越川道夫監督のインタヴューをお届けする。
2023.11.17 update new
『水いらずの星』は、劇作家・演出家、松田正隆の同名戯曲を越川道夫監督が大胆な映画化に成功した作品である。主人公の女を演じる河野知美の演技と夫を演じる梅田誠弘の存在感が素晴らしく、本作のプロデューサーでもある、河野知美の”顔”は、映画の主戦場と化していて、何人もの女性が憑依しているかのように幾通りにも変幻する。ここに、主演を務めると同時に、自らの挑戦的な作品をプロデュースし遂げつつある河野知美のインタヴューをお届けする。
2023.10.31 update
『パトリシア・ハイスミスに恋して』は、ハイスミスと親密な関係にあった人物と彼女の親類へのアプローチを経て、まさに“映画的”とも言える人生を送った彼女の創作と人生の秘密に迫った作品である。入念なリサーチによって、ハイスミスの新たな魅力を提示することに成功したエヴァ・ヴィティヤ監督のインタヴューを掲載する。
2023.10.6 update
『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家シネアスト』は、”ゴダール神話”をなぞるのではなく、”人間”ジャン=リュック・ゴダールの肖像を描くことに挑戦した野心的作品であると同時に、ゴダールをまだ知らない、新しい未来の世代に対しても開かれた作品である。映画公開初日に急遽来日したシリル・ルティ監督のインタヴューをここに掲載する。
2023.9.28 update
(複雑な)"家族の群像劇"の名匠アルノー・デプレシャン監督が、『あの頃エッフェル塔の下で』(2015)以来8年ぶりの日本劇場公開作となる新作『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』の公開に合わせて、6年ぶりに来日を果たした。ここに、監督が発した名言「映画は人生を修復する」の真意にも触れた、来日記者会見の模様を掲載する。スクリーンでご覧になった映画の場面を思い起こしながら、是非、ご一読頂きたい。
2023.7.28 update
全編沖縄でロケーション撮影された『遠いところ』が沖縄で先行上映されてスマッシュヒットを放ったというニュースを聞いたのは、この映画を試写で見た直後のことだったが、誰よりもその事実にホッと胸をなでおろしたのは、本作の監督、工藤将亮、その人自身だったに違いない。京都で生まれ育ったという工藤監督が、なぜ、どのようにして、沖縄の過酷な現実を題材にしたこの映画を撮るに至ったのか、その経緯からお話を伺った。
2023.2.21 update
今年度(2022年度)のndjcで上映されるのは以下4監督の4作品、岡本昌也『うつぶせのまま踊りたい』、成瀬都香『ラ・マヒ』、藤本楓『サボテンと海底』、牧大我『デブリーズ』。OUTSIDE IN TOKYOは、中でも『サボテンと海底』を撮った藤本楓監督に注目し、ここに至るまでの経緯と『サボテンと海底』についてお話を伺う機会を得た。
2022.3.2 update
エリック・ロメールやジャック・ロジエが撮った”ヴァカンス映画”の後継者、ヌーヴェルヴァーグの後継者のひとりとして早くからその作品が注目されてきたフランスの俊英ギヨーム・ブラック監督、2018年の作品『宝島』は、監督がかつて子どもの頃に訪れた、パリ郊外にあるレジャー・アイランドで全編を撮影した”ドキュメンタリー映画”だが、そこには今までフィクションとドキュメンタリーの間を行き来してきた監督ならではの演出体験から生み出された、映画ならではのマジカルな瞬間が豊かに息づいている。『宝島』という稀有な映画は、一体どのように作られたのか?ギヨーム・ブラック監督の最新インタヴューをお届けする。
2022.2.24 update
今年度(2021年度)のndjcで上映されるのは以下4監督の4作品、竹中貞人『少年と戦車』、団塚唯我『遠くへいきたいわ』、藤田直哉『LONG-TERM COFFEE BREAK』、道本咲希『なっちゃんの家族』、OUTSIDE IN TOKYOは、中でも『なっちゃんの家族』を撮った道本咲希監督に注目し、ここに至るまでの経緯と『なっちゃんの家族』についてお話を伺う機会を得た。
2022.2.2 update
2011年に公開された『ニーチェの馬』を最後に、映画監督業を引退して後進の指導に力を注ぎたいと自らの口で述べたタル・ベーラ監督がまさしく有言実行の人であることは、彼に学んだ小田香監督や、残念ながら早逝してしまったフー・ボー監督の活躍、そして幾つものプロデュース作品を見れば明らかだ。そのタル・ベーラ監督の、今まで日本では劇場未公開だった初期3作品『ファミリー・ネスト』『アウトサイダー』『ダムネーション/天罰』が一挙劇場公開される。ここに「タル・ベーラ 伝説前夜」作品群の公開を祝して、監督の最新インタヴューをお届けする。
2021.12.10 update
スピリチュアルな映画、聖なる映画の作り手、シリアスな映画作家として世界の映画祭や批評家たちから高い評価を受けてきたブリュノ・デュモン監督が、コミカルな風味を取り入れたのは『プティ・カンカン』(2014)からだったが、以降、本作『ジャネット』(2017)と『ジャンヌ』(2019)のジャンヌ・ダルク2部作においても、その作風は継続している。戦士であると同時に聖女でもある、究極の矛盾を抱えた伝説的少女”ジャンヌ・ダルク”を、一貫して哲学的な問いを携えながら映画を作り続けてきた鬼才ブリュノ・デュモンはどのように描いたのか。ここにジャンヌ・ダルク2部作の日本公開に際して行った、ブリュノ・デュモン監督の最新インタヴューをお届けする。驚くべき新鮮さを湛える『ジャネット』と白熱の心理劇『ジャンヌ』を是非劇場でご覧になってから、ご一読頂ければ幸いである。
2021.11.12 update
今年、2021年から新しく生まれ変わった第34回東京国際映画祭コンペティション部門で見事にグランプリに輝いた『ヴェラは海の夢を見る』は、夫の突然の自殺の後、家がギャンブルの借金の抵当になっていたことを知らされた主人公のヴェラが、男性優位の環境に抵抗するさまを力強く描いた作品。本作が長編劇映画デビュー作となったコソボ出身のカルトリナ・クラスニチ監督は、脚本、撮影、美術といった映画製作の主なスタッフをすべて女性で固め、力強い一歩を踏み出している。ここに、『ヴェラは海の夢を見る』一般上映とQ&A終了直後に、Zoomにてカルトリナ・クラスニチ監督にお話を伺ったインタヴューを掲載する。
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2016.2.19 update
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