TIFF 第24回東京国際映画祭【香川京子と巨匠たち】

TIFF 第24回東京国際映画祭
10月22日(土)~30日(日)@六本木ヒルズ、シネマート六本木ほか
公式サイト http://2011.tiff-jp.net/ja/
上映スケジュール
上映プログラム
【香川京子と巨匠たち】

© 1954 角川映画
『近松物語』
102分/日本語/Black & White/1954年/日本
監督:溝口健二
出演:長谷川一夫、南田洋子、進藤英太郎
 

京都の大店の手代・茂兵衛は、あらぬ疑いを受け、主人の若妻おさんとの不義密通の汚名を着せられる。近松門左衛門『大経師昔暦』のおさん・茂兵衛の悲恋物語を、巨匠・溝口健二が透徹した美意識で映画化した傑作。

10/24 10:20
© 国際放映
『王将一代』
116分/日本語/Black & White/1955年/日本
監督:伊藤大輔
出演:辰巳柳太郎、田中絹代、小暮実千代
 

明治四十年。大阪天王寺の裏長屋に、赤貧洗うが如き生活を続けていた坂田三吉は、将棋といえば妻子も家業も忘れ果てるほどの奇人であった。妻の小春は困苦の家計を支えていたが...。香川さんが坂田三吉の娘を演じる。

10/26 13:40
© 1956 東宝
『驟雨』
90分/日本語/Black & White/1956年/日本
監督:成瀬巳喜男
出演:佐野周二、原 節子、小林桂樹


亮太郎と文子の夫婦は結婚後4年、既に倦怠期を迎えていた。日曜の朝から些細なことで喧嘩が始まり、亮太郎は家を出て行ってしまう。その夕方、新婚旅行に出たはずの姪のあや子が家へやってきて...。

10/26 16:35
© 1956 東宝
『猫と庄造と二人のをんな』
103分/日本語/Black & White/1956年/日本
監督:豊田四郎
出演:森繁久彌、山田五十鈴、浪花千栄子


谷崎潤一郎昭和初期の名作の映画化。大阪芦屋附近の商家を舞台に猫好きの男庄造と愛猫リリーをめぐるふたりの女たちの葛藤を描く。気品ある従来のイメージを打ち破ってアプレ少女役に挑戦している香川さんに注目。

10/25 13:40
© 1957 東宝
『どん底』
125分/日本語/Black & White/1957年/日本
監督:黒澤 明
出演:三船敏郎、山田五十鈴、中村鴈治郎
 

ゴーリキーの同名戯曲『どん底』を日本の江戸時代に置き換えて、貧しい長屋の様々な住人の人間模様を描く黒澤明監督作品。香川さんが黒澤時代劇のヒロイン役に抜擢され、どん底の中で生きる美少女役を演じる。

10/28 10:50
© 1958 東宝
『杏っ子』
108分/日本語/Black & White/1958年/日本
監督:成瀬巳喜男
出演:山村 聰、木村 功、小林桂樹


小説家・平山の娘、杏子は婚期を迎え様々な縁談を持ち掛けられるが、最後には近所に住み平山家と懇意にしている貸本屋の亮吉が杏子を貰い受ける。作家志望のダメ亭主を軽蔑しつつも生活から逃れられない女を演じる。

10/27 13:40
© 1958 東宝
『赤い陣羽織』
94分/日本語/カラー/1958年/日本
監督:山本薩夫
出演:中村勘三郎、有馬稲子、伊藤雄之助


女好きで派手な赤い陣羽織を羽織っているお代官が権力を傘に来て、おやじの女房に言い寄る。なんとしてもおやじの女房を我がものにしようとするお代官も、実は自分の奥方に頭があがらない。木下順二作の艶笑時代劇。

10/25 16:45
© 1953/2011 松竹
『東京物語 デジタルリマスター』
136分/日本語/Black & White/1953年/日本
監督:小津安二郎
出演:笠 智衆、原 節子、東山千栄子


尾道に住む老夫婦が東京で暮らす子供たちを訪れるために上京する。子供たちは久しぶりの再会でふたりを歓迎するが、それぞれの家庭の都合もあり構ってばかりはいられない...。世界的名作が最新のデジタル技術で美しく甦る。

10/24 14:10
© 1979 松竹
『男はつらいよ 寅次郎春の夢』
104分/日本語/カラー/1979年/日本
監督:山田洋次
出演:渥美 清、ハーブ・エデルマン、倍賞千恵子


とらやに変な外国人マイケルが下宿して寅さんと犬猿の仲になってしまうが、通訳を買って出た英語塾の先生めぐみとその美しき母が現れ事態は一変する。香川さんが寅さんのマドンナになる国民的映画シリーズ第24作。

10/27 16:35


TIFF 第24回東京国際映画祭【香川京子と巨匠たち】について、皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。
なお、ご投稿頂いたものを掲載するか否かの判断については、
OUTSIDE IN TOKYO 編集部の判断に一任頂きますので、ご了承ください。





Comment(0)

印刷