2010.6.16 update |
|
|
|
|
|
|
↑ |
『何も変えてはならない』 2009年/ポルトガル・フランス/103分/35ミリ/モノクロ 監督:ペドロ・コスタ 出演:ジャンヌ・バリバール、ロドルフ・ビュルジェ 配給:シネマトリックス 愛を歌う、美しく生きる── ポルトガルの俊英ペドロ・コスタと、フランス人女優ジャンヌ・バリバール、ふたつの魂が響き合う、奇跡のコラボレーション。これまでにない至高の音楽ドキュメンタリーが誕生。 2010年7月31日よりユーロスペースにてロードショー 特別鑑賞券¥1,400 劇場窓口・プレイガイドにて発売中 最新作の公開に先駆けて、7月24日(土)~30日(金)、ペドロ・コスタ レトロスペクティヴも開催(ユーロスペース) ペドロ・コスタ『何も変えてはならない』インタヴュー 2010.8.3 update ジャンヌ・バリバール『何も変えてはならない』インタヴュー 2010.8.27 update |
『そして僕は恋をする』 フランス/1996年/178分/ベータカム/カラー/日本語字幕 監督:アルノー・デプレシャン 出演:マチュー・アマルリック、ジャンヌ・バリバール、マリアンヌ・ドニクール、エマニュエル・ドゥヴォス 高等師範学校で哲学を修めたエリートだが、もう何年も博士論文を出せないままのポールは、3人の女性に翻弄され、学生時代のライバルには先を越される。彼が論文を書き上げ、「真の男」になる日はやってくるのだろうか...。トリュフォーの再来と評されたアルノー・デプレシャンの"恋愛映画の傑作"。「アルノーは、誘惑しながら相手を痛めつける、かなり屈折した微妙な気持ちをあわせ持った人物を求めていました」(J ・バリバール)。 |
『私は恋愛恐怖症』 フランス/1997年/130分/35ミリ/カラー/英語字幕のみ 監督:ローランス・フェレラ・バルボザ 出演:ジャンヌ・バリバール、ジャン=カンタン・シャトラン、ローラン・リュカ、アレクサンドラ・ロンドン、エリック・サヴァン、クリストフ・ロワツィロン、リュック・モレ ある夏のパリ、内科医であるアニー・シモニンは彼女を殺そうと脅してくる憂鬱症の舞台俳優リシャール・と、エイズに感染し、生きる気力を放棄失くしているが、アニーの魅力を無視できないローランという二人の男性に出会う。デビュー作『おせっかいな天使』がジャン・ヴィゴ賞を受賞した女流監督ローラン・フェレラ・バルボザが、ジャンヌ・バリバールの知的でコケティッシュな魅力を十分に生かして撮った長編2作目。 |
『8月の終わり、9月の初め』 フランス/1998年/112分/35ミリ/カラー/日本語字幕付 監督:オリヴィエ・アサイヤス 出演:マチュー・アマルリック、フランソワ・クルーゼ、ジャンヌ・バリバール、ヴィルジニー・ルドワイヤン 編集者のガブリエルは、長年付き合ったジェニーと別れ、アンヌと付き合い始める。そんな時、敬愛している友人の小説家が病で倒れる......。親しい者の死を前に、生き残った者たちは、それぞれどのようにその死を受け止め、新たな人生を生きていくか模索する。「私が演じたジェニーという女性は最初から最後まで、何かを失い続けています。アパート、恋人、友人、希望......。でも彼女に起こることは決して嘆かわしいことではなく、それは人生そのものと結びついているのです。彼女は失うけれど、同時に何かを得ていて、そしてそのことで、この作品を見ている観客の人たちにも何かを得させることができるのです。瞬間的な何かを」(J ・バリバール)。 |
『ウインブルドン・スタジアム』 フランス/2001年/70分/35ミリ/カラー/英語字幕のみ 監督:マチュー・アマルリック 出演:ジャンヌ・バリバール、エステール・ゴランタン、アナ・プリュナル 生前に何も出版することの無かった作家について調べている若い女性。彼女はトリエステからロンドンへと調査旅行をし、作家の知人や友人と知り合うことになる。 「小説は110ページありましたが、僕はとても短くてかなり大まかなシナリオを書きました。文学を巡る話なので、電話帳や自動車での追跡、コロンボのようにレインコートを着たジャンヌ・バリバールや、セルピコのようなメガネをかけた彼女を楽しんで撮りました」(マチュー・アマルリック)。 |
『恋ごころ』 フランス/2001年/180分/35ミリ/カラー/日本語字幕 監督:ジャック・リヴェット 出演:ジャンヌ・バリバール、セルジオ・カステリット、ジャック・ボナフェ、マリアンヌ・バスレール、ブリュノ・トデスキーニ、エレーヌ・ド・フジュロール 2001年のカンヌ映画祭会場を笑いと幸福の渦に巻き込み、終映後も拍手が10分以上鳴り止まなかったリヴェットの集大成的な傑作。舞台女優のカミーユは、座長ウーゴとの恋は順調だったが、元恋人のピエールと再会。ウーゴも図書館で出会った女子大生のドミニクに近づいてしまったことで周囲を巻き込んでの騒動が起こってしまう...。「カミーユにはかつて生きていた過去があり、愛した男がいて、その必死に愛した過去があの指輪なのです。陽気で強い女ではあるけれども同時にすごく弱かった過去を持っています。」(J ・バリバール)。 |
『サルタンバンク』 フランス/2002年/92分/35ミリ/カラー/英語字幕のみ 監督:ジャン=クロード・ビエット 出演:ジャンヌ・バリバール、ジャン=クリストフ・ブヴェ、ジャン=マルク・バール、マリリン・カント サルタン兄弟の弟フレデリックは一族所有の銀行を取り仕切っている。一方、管理職にすぎない兄のブリュノはある劇場の最後の財務担当者として奮闘している。一筋縄ではいかない人々が彼らを囲んでいる。日本ではあまり知られていないが、フランス本国では映画好きな人たちにカルト的人気のあるジャン=クロード・ビエットの遺作。私生活でも友人であったジャンヌとはこれが二本目の共同作品。「この作品はまったくの低予算で作られ、時間も限られていたけど、私たちはそれでもよく笑い、本当に楽しみながら撮影しました」(J ・バリバール)。 |
『ランジェ公爵夫人』 フランス/2007年/137分/35ミリ/カラー/日本語字幕付 監督:ジャック・リヴェット 出演:ジャンヌ・ バリバール, ギヨーム・ドパルデュー, ビュル・オジエ, ミシェル・ピコリ パリの華やかな舞踏会でランジェ公爵夫人は、モンリヴォー将軍と出会う。公爵夫人に激しい恋心を抱くモンリヴォー。公爵夫人は思わせぶりな振舞いで彼を翻弄し続ける。追い詰められたモンリヴォーは彼女を誘拐するという手段に打って出る。それを機に恋に目覚めた公爵夫人だったが......。「この映画は、登場人物たちがお互いに罰しあうのをどこか冷徹に見つめている。意識的な無関心によって、演出を印象的にも、また乾いたものにするこの映画の金属的な性質で登場人物たちを冷たく打ち据えるのだ。無鉄砲な2人の俳優は、甲冑をものともせず、貫通するまで進んでくる。ジャンヌ・バリバールは、今まで以上に狂気に満ちて控えめであり、ギョーム・ドパルデューは不安と激しさの怪物のようだ」(フィリップ・アズーリ、「リベラシオン」紙)。 |
『歌う悦び』 フランス/2007年/98分/35ミリ/カラー/英語字幕付 監督:イラン・デュラン・コーエン 出演:キム・ゴードン/サーストン・ムーア/ジム・オルーク/ジャンヌ・バルバール/ジャン=クリストフ・ブーヴェ/ジャン=マルク・バール/パスカル・セルヴォ/マリリン・カント/ミシェル・モレッティ 秘密機関のエージェントであるミュリエルとフィリップは全く釣り合わないカップル。新しい彼らのミッションは最近殺されたウラニウムの密売人の未亡人であるコンスタンスが隠したUSBキーを押収すること。ミュリエルとフィリップはこの奇妙なほど無邪気なコンスタンスを追って歌のクラスへと導かれるが......。声も身体も自由になり、互いの心が追いかけあうスパイ・コメディー! |
『白痴』 フランス/2009年/61分/35ミリ/モノクロ/英語字幕付 監督:ピエール・レオン 出演:ジャンヌ・バリバール、ローラン・ラコット、シルヴィ・テスチュ、ベルナール・エイゼンシュッツ ナスターシャを巡る1人の女と4人の男。一人目は彼女のパトロンで、彼女を厄介払いするために結婚させようと計画している。二人目は持参金と交換にナターシャをもらうことを約束した男。三人目は粗暴で、暗い情熱を持って恋する男。そして四人目は"白痴"、彼女を心から愛し、彼女を"救おう"とする者。この4人とその他の人物がナスターシャの家でのパーティーで一同に会す。そこで彼女が選んだ結末とは......。「ドストエフスキーの小説をミニマムな形で脚色したこの作品の素晴らしい出来は、とりわけ直感で演じる術を知っているジャンヌ・バリバールの才能に寄るところが多いだろう」(イザベル・レニエ「ル・モンド」紙)。 |
↑ |
|
Comment(0)