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![]() | 『引き裂かれた女』
4月9日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開後、全国順次公開 公式サイトwww.eiganokuni.com/hiki 出演:リュディヴィーヌ・サニエ、ブノワ・マジメル 2007年/フランス/1時間55分 配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム 配給協力:(社)コミュニティシネマセンター ![]() 『引き裂かれた女』レビュー 2011.4.12 update
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![]() | 『最後の賭け』 1997年/フランス/105分/カラー 出演:イザベル・ユペール、ミシェル・セロー、フランソワ・クリュゼ 1970年代後半以降、シャブロル作品のミューズとなったイザベル・ユペール 『8人の女たち』『ピアニスト』と演技派ミシェル・セロー『とまどい』『クリクリのいた夏』の2人が詐欺師を演じる本作は、監督お得意のクールな 心理サスペンスがなりをひそめ軽妙さとブラック・ユーモアを前面に出した異色の犯罪スリラー。 マフィアの金に手を付けた詐欺師コンビの運命はいかに?雪山のスイス、南国のアンティル諸島等、 多彩なロケ撮影と巧みなストーリーテリングで最後まで目が離せない快作。 |
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![]() | 『甘い罠』 2000年/フランス/100分/カラー 出演:イザベル・ユペール、ジャック・デュトロン、アナ・ムグラリス アメリカの作家シャーロット・アームストロングの「見えない蜘蛛の巣」を基に作られた本作は、 心の深奥にひそむ善と悪の葛藤をクールに描いた犯罪心理ドラマの傑作。 平和なブルジョワ家庭が薄皮を剥がすように崩壊していく物語を淡々と描写しながら、 クライマックスでは見るものを慄然とさせるサスペンスの技巧は正にシャブロルの独断場。 リストのピアノ曲「葬送」を始めとしたクラシック音楽の隠喩的使用と ヒロイン役ユペールの完璧な演技は圧巻の一語! ![]() 『甘い罠』レビュー 2011.5.23 update |
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![]() | 『悪の華』 2003年/フランス/104分/カラー 出演:ナタリー・バイ、ブノワ・マジメル、ジュザンヌ・フロン 第2次大戦末期ドイツ占領下での悪夢の記憶を脈々と受け継ぐブルジョア一族。 一見優雅で平安に満ちた家族に1枚の中傷ビラが波紋を投げかける。 物語の進行につれて徐々に暴かれる韓流ドラマ以上に複雑で謎めいた血縁関係や ブルジョア階級の退廃的なモラルを悪意に満ちた眼差しで映しとる演出は監督のお家芸。 階段場面のドラマチックさはヒッチコック通のシャブロルならでは。 ギリシャ悲劇的な格調の高さをもった超一流のサスペンスに胸躍る。 |
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![]() | 『肉屋』 1970年/フランス、イタリア/イーストマンカラー(1:1.85)/89分/フランス語2ch/日本語字幕/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 出演:ステファーヌ・オードラン、ジャン・ヤンヌ、アントニオ・パッサリア 心に闇を抱えた男女が紡ぎ出す、悲痛で奇妙な愛の物語。 |
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![]() | 『不貞の女』 1969年/フランス、イタリア/イーストマンカラー(1:1.66)/94分/フランス語2ch/日本語字幕/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 出演:ステファーヌ・オードラン、ミシェル・ブーケ、モーリス・ロネ 緊密で抑制されたシャブロルの演出が堪能できる傑作スリラー。 |
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![]() | 『女鹿』 1968年/フランス、イタリア/イーストマンカラー/95分/フランス語2ch/日本語字幕/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 出演:ステファーヌ・オードラン、ジャクリーヌ・ササール ほか 対照的な二人の女が織り成す、ミステリアスでエロティックなパワーゲーム。 |
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![]() | 『主婦マリーがしたこと』 1988年/フランス/カラー/108分/フランス語2ch/日本語字幕/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 出演:イザベル・ユペール、フランソワ・クリュゼ、マリー・トランティニャン、ドミニク・ブラン ギロチンへの道。罪を犯すごとに彼女が美しくなってゆくのは、何故なのか...? 第二次世界大戦中、ナチ占領下のノルマンディで、子育てをしながら、戦地からの夫の帰りを待っている平凡な主婦マリー。裕福とは程遠い生活をしていたが、ある日彼女に転機が訪れる。隣の奥さんの堕胎を手伝ったのだ。当時は堕胎は法律で禁じられていた。つまり、犯罪だった。それを分かっていながらも、手伝ったお礼に蓄音機を貰ったことに味をしめるマリー。マリーは自分の隠れていた意外な能力、すなわち堕胎の技術を見出し、にわか堕胎医として仕事にしようと決意する。やがて、戦地から夫が戻って来るも夫婦仲は既に修復不可能な程に冷え切っており、同時にふとしたきっかけでリュシーという娼婦が居候として転がり込んでくる。その日を境にそれまでの貧乏生活をから一変、マリーの生活は変わり、夫に一切頼ることなく収入を得て、どんどん経済力と生活力を付けていき、裕福に、そして綺麗に、妖艶にすらなっていく。マリーが輝いていく一方で、夫はヒモ状態に陥る。だが、その家庭内自立がマリーを思わぬ悲劇へと招いていく...。 |
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![]() | 『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』 1995年/フランス/カラー/111分/フランス語2ch/日本語字幕/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 出演:イザベル・ユペール、サンドリーヌ・ボネール、ジャクリーン・ビセット、ヴィルジニー・ルドワイヤン、ジャン・ピエール・カッセル 見えない敵意、ひびわれゆく日常。全ての歯車が、惨劇に向けて回り始めた...。 裕福なカトリーヌ家に家政婦として雇われたソフィー。仕事ぶりは完璧で真面目で善良そうなソフィーに一家は大満足するが、実は彼女には誰にも知られたくない、ある"秘密"があった。その"秘密"が暴かれることを死ぬほど恐れ怯えるソフィーは、何事にも無関心・無表情を装い続けていた。そんな彼女の唯一の友人となったのが、豊かさへの羨望と憎悪を持つジャンヌ。二人は奇妙な友情を育む。そんなある日、カトリーヌ家の善意により、ついにソフィーの"秘密"が暴かれ、発覚してしまう...。それを契機に、ソフィーとジャンヌの友情はカトリーヌ家への激しい敵意となり、やがて殺意となる。それは一家を破滅へと導く、壮絶な惨劇の幕開けだった。 |
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