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| 写真提供:ムヴィオラ |
| (上原輝樹) |
| 2011.11.2 update |
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上映プログラム |
![]() | 『鉄西区』 1999-2003年 1部:工場(240分) 2部:街(175分) 3部:鉄路(130分) 山形国際ドキュメンタリー映画祭2003大賞/2002リスボン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ/2003マルセイユ国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ/2003ナント三大陸映画祭ドキュメンタリー部門最高賞 日本占領中に設立され、大規模な工業地域に変貌していった中国東北部瀋陽にある鉄西区。現在は廃れゆくこの地域を三部構成の中に描き出した9時間におよぶ超長編ドキュメンタリー。地域を限定し長い時間をかけて記録することにより中国社会が抱える現実をも浮き彫りにし、ワン・ビンの名前を世界に轟かせた伝説的作品。 |
![]() | 『鳳鳴―中国の記憶』 2007年/184分 2007カンヌ国際映画祭公式出品作/山形国際ドキュメンタリー映画祭2007大賞 赤い服を身にまといソファーに腰を掛ける老女、鳳鳴(フォンミン)。1950年代以降の反右派闘争や文化大革命の粛正運動で数々の迫害を受け、1974年に名誉回復するまでの、約30年にわたるひとりの女性の物語が細部にわたる詳細な記憶で語られる。カメラに向かって語り続ける老女の姿に、中国現代史と映画の可能性が同時に交差する感動的な傑作。 |
![]() | 『世界の現状』 2007年/101分 2007カンヌ国際映画祭監督週間公式出品 ワン・ビン、ペドロ・コスタ、シャンタル・アケルマン、アイーシャ・アブラハム、ヴィセンテ・フェラス、アピチャッポン・ウィーラセタクン、現代の映画を牽引する6人の監督が、それぞれの視点による「世界」を描くオムニバス。ワン・ビン監督編は、現代の工場と思われる風景が60年代の文革期における粛清の現場となった記憶に繋がっていく「暴虐工廠(暴力工廠)」。これが初めての劇映画だが、その過去を立ち上がらせる恐るべき描写は『無言歌』への助走ともいえる迫力に満ちている。 |
![]() | 『原油』 *日本初上映 2008年 *英語字幕のみ/資料配布 1部:420分 2部:420分 2008ロッテルダム国際映画祭公式出品/2008香港国際映画祭出品/2008トロント国際映画祭出品 かつて中国で最も貧しかった地域は、現在、石油、石炭、メタルの産出によって収入を得、採掘地域はたえず広がっていく。ワン・ビンはそこで長い1日の労働を映し、さらには食堂や寮でトランプに興じる時間を労働者とともに過ごす。ここで費やされる14時間は、観客のリアルな時間とパラレルになり、最もシンプルな映画言語を大胆にも表出する。『鉄西区』を超える14時間は、各国映画祭で大きな話題を集めた。 *『原油』上映に関して 海外ではこれまでギャラリーなど開かれたスペースでインスタレーションとして展示され、鑑賞者の出入りが自由な環境で上映されております。オーディトリウム渋谷ではスクリーンに影響がない程度で場内に薄明かりを残して上映を行います。休憩は3時間半ごとに10分間ずつ設けます。本篇上映中のお客様の一旦退場、再入場、および途中からのご鑑賞も随時受け付け致します。 なお字幕は英語字幕のみとなりますが、鑑賞のポイントをおさえた資料を当日ご来場の方に配布致します。 |
![]() | 『石炭、金』 2009年/53分 *英語字幕のみ/資料配布 2009シネマ・ドゥ・リール国際映画祭出品 掘り出された石炭が運ばれていく。中国北部、天津の大きな港に繋がる山西省の鉱山からの"石炭ロード"。100トンのトラックが、昼夜を問わず際限なく往復し、その道沿いには、売春婦、巡査、ごろつき、車庫のオーナー、整備士がいる。黒く汚れた石炭そのものを主人公に、労働と資本主義の関係性を、短い時間に凝縮した魅惑的なドキュメンタリー。 |
![]() | 『名前のない男』 2009年/92分 男はただ1人で荒れ野のような土地に開いた洞穴に暮らしている。男が日々行うのは、すべては「食べる」ことにつながる行為だ。ワン・ビンのカメラは食べて眠ることを繰り返す男を、四季を通して撮り続ける。男は一言も口をきかず、カメラもまたただそこにいる。しかし、奇妙に目を離せない男の日常から、いつしか「生」と「人間」の根本が現れる。 |
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