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    <title>OUTSIDE IN TOKYO フィルム・ダイアリー</title>
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    <updated>2014-11-07T08:58:51Z</updated>
    
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    <title>2014年第27回東京国際映画祭＜コンペティション＞部門：短評</title>
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    <published>2014-10-31T06:46:23Z</published>
    <updated>2014-11-07T08:58:51Z</updated>

    <summary> 『ナバット』エルチン・ムサオグル（アゼルバイジャン）冒頭の長回しのワンショットで、嫌な予感が漂い始める。何の動きもないのその画面の中で、あり得るのは、画面中央辺りに隠れている山道から、主人公の女性が歩み出て来ることぐらいか？と訝っていると、案の定、イランの名優といわれるその女性（ファテメ・モタメダリア）が重そうな牛乳瓶を携えて坂道を登って来る。アゼルバイジャンの山間地帯の限界集落を丁寧に切り取る...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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         『ナバット』エルチン・ムサオグル（アゼルバイジャン）冒頭の長回しのワンショットで、嫌な予感が漂い始める。何の動きもないのその画面の中で、あり得るのは、画面中央辺りに隠れている山道から、主人公の女性が歩み出て来ることぐらいか？と訝っていると、案の定、イランの名優といわれるその女性（ファテメ・モタメダリア）が重そうな牛乳瓶を携えて坂道を登って来る。アゼルバイジャンの山間地帯の限界集落を丁寧に切り取る...
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    <title>『いつか行くべき時が来る』ジョルジュ・ディリッティ</title>
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    <published>2014-05-02T07:36:14Z</published>
    <updated>2014-05-02T12:35:56Z</updated>

    <summary>  子どもを亡くした傷心の主人公アウグスタ（ジャスミン・トリンカ）は、故郷の北イタリアを離れ、母アンナ（アンヌ・アルヴァーロ）の友人である宣教師フランカ（ピア・エングレベルト）の元に身を寄せていた。宣教師フランカは、船でアマゾン川沿いの村々を訪れキリスト教の布教活動に勤しんでいる。映画は、フランカに同行するアウグスタの&quot;内面&quot;に寄り添って進んでいく。フランカは、&quot;神に祈りが通じると、神は近くに現れ...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『オロドス警察日記』ニン・イン</title>
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    <published>2013-10-25T06:48:20Z</published>
    <updated>2013-10-25T08:59:50Z</updated>

    <summary> ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラスト・エンペラー』(87)のサード助監督として映画のキャリアを始めたニン・イン監督の新作は、果たして今、中国&quot;公安のヒーロー&quot;を描くことに映画的正義があるのか？という疑問に見事に応えてくれる傑作である。映画冒頭の飛行場におけるスケール感豊かなショット、&quot;記憶させたい&quot;瞬間を捉えるハイスピード・キャメラの使用、アクションシーンにおいて活劇的緊張感を構築する短いショ...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『ラブ・イズ・パーフェクト・クライム』アルノー・ラリユー、ジャン＝マリー・ラリユー</title>
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    <published>2013-10-25T06:42:49Z</published>
    <updated>2013-10-25T09:00:38Z</updated>

    <summary>やはり、フランスの名匠ラリユー兄弟クラスの画と音を巨大スクリーンで見るという体験は何ものにも代え難い。試写室の小さなスクリーンで見ているものを同じ&quot;映画&quot;と呼べるのか疑わしい気分になるほど、破格に素晴らしい体験だった。急遽来日が決まって舞台挨拶に訪れた、ラリユー兄弟の盟友マチュー・アマルリックは、ラリユー版ノワールである本作を、黒沢清監督の名前を挙げて参照。カラヴァッジォが手掛ける音楽は、今年公開...</summary>
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        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『エンプティ・アワーズ』アーロン・フェルナンデス</title>
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    <published>2013-10-25T05:04:18Z</published>
    <updated>2013-10-25T09:01:01Z</updated>

    <summary>メキシコの海岸沿いのモーテルを舞台に、叔父にその運営を短期間任された18歳の主人公と年上女性ミランダとの出会い、そこにゆったりと流れる豊かな時間を、アーロン・フェルナンデス監督曰く&quot;印象派的な点描画&quot;を塗り重ねるようにして描いて行く。スクリーンが呼吸しているような心地よさはウォルター・サレスの映画を想起させる。監督が&quot;メキシコの自然の美&quot;と形容した、年上女性ミランダを演じるアドゥリアナ・パス（メキ...</summary>
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    <title>『歌う女たち』レハ・エルデム</title>
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    <published>2013-10-25T04:56:11Z</published>
    <updated>2013-10-25T09:01:19Z</updated>

    <summary>監督特集上映(10)を行うなど、TIFFが押してきたトルコのレハ・エルデム監督の新作は、やっちまった感満載の謎の仕上がりであった。2009年の『コスモス』で黒々と漂わせていた終末感は、本作においては、地震予知で住民の退去勧告が発令された島という、具体的な舞台設定により可視化されている。その島では、伝染病が流行り、馬が死んでいき、人間も弱ってゆく。島の名士たちも全てが崩壊してゆく時間の流れの中でなす...</summary>
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    <title>『今日から明日へ』ヤン・フイロン</title>
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    <published>2013-10-25T04:49:51Z</published>
    <updated>2013-10-25T09:02:26Z</updated>

    <summary>中国政府が進める農村改革の現実（農村から都市部への急激な人口流入、整わないインフラetc）を、大学を出てもまともな職にありつけない&quot;蟻族&quot;男女３人の姿を通して描く。概ね1980年代生まれの彼らは、生活費を節約する為に集合住宅に寄り集まって生活していることから、その様にネーミングされた、本作の監督ヤン・フィロンも&quot;蟻族&quot;だった時期があるとのこと。北京郊外の混沌を捉える画面に、中国本国でよく上映許可が...</summary>
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        中国政府が進める農村改革の現実（農村から都市部への急激な人口流入、整わないインフラetc）を、大学を出てもまともな職にありつけない&quot;蟻族&quot;男女３人の姿を通して描く。概ね1980年代生まれの彼らは、生活費を節約する為に集合住宅に寄り集まって生活していることから、その様にネーミングされた、本作の監督ヤン・フィロンも&quot;蟻族&quot;だった時期があるとのこと。北京郊外の混沌を捉える画面に、中国本国でよく上映許可が...
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    <title>『レッド・ファミリー』イ・ジュヒョン</title>
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    <published>2013-10-25T04:45:55Z</published>
    <updated>2013-10-25T09:03:05Z</updated>

    <summary>韓国に潜入した北朝鮮のスパイ一家＜レッド・ファミリー＞が、&quot;堕落し切った資本主義の犬&quot;である韓国人一家と交わる内に人間的な感情に目覚めて行くが、ギドク脚本だからそれだけでは終わらない。スリルとユーモアに満ちた傑作家族映画に仕上がっている。＜レッド・ファミリー＞の疑似家族も韓国人一家の面々も、ひとりひとりの人物造形が際立っており、中でも&quot;父親&quot;役のソン・ビョンホが素晴らしい。映画を見終わった後、終盤...</summary>
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        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『ルールを曲げろ』ベーナム・ベーザディ</title>
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    <published>2013-10-25T04:35:18Z</published>
    <updated>2013-10-25T09:03:21Z</updated>

    <summary>海外公演のチャンスを掴んだアマチュア劇団が直面する現代イランの社会的障壁（本作における最大の障壁は親だったりする）を描く会話劇。長回しの演技を捉えるキャメラの緊張感、さらりと演奏されるギター音楽や劇団音響担当のサンプリングの趣味が良かったりもするが、『アルゴ』のようにとは言わないものの、突破してほしいところを突破出来ない、そうした閉塞状況にある&quot;現実&quot;に映画自体も負けて行く。現実のリアリティは確か...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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    <title>スコリモフスキ＠ポーランド映画祭2012</title>
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    <published>2012-11-30T13:57:07Z</published>
    <updated>2012-11-30T17:06:02Z</updated>

    <summary>ポーランド映画祭に来日したスコリモフスキ親子自らが監修を務めた「ポーランド映画祭2012」のためにイエジー・スコリモフスキ監督が息子のミハル氏と共に来日、11月25日（日）にイメージフォーラムで行なわれた舞台挨拶には、劇場に入りきれない程の観客が詰め寄せ、会場は熱い熱気で包まれた。何十時間もの飛行機を乗り継いで前日に来日したばかりだというスコリモフスキ監督自身の挨拶は、1年半ぶりの来日を喜びつつも...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『ヒア・アンド・ゼア』TIFF2012 WORLD CINEMA</title>
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    <published>2012-11-02T02:57:32Z</published>
    <updated>2012-11-02T13:50:55Z</updated>

    <summary> 父親がラブソングを娘達に弾き語りで聴かせ、娘２人は照れてクスクス笑いを止められない、そんな幸福なシーンと、アメリカでの出稼ぎという現実が、4章にわたり展開されるアントニオ・メンデス・エスパルサ監督の『ヒア・アンド・ゼア』。舞台は、メキシコはゲレーロ州の山岳部。同州の海辺はアカプルコとして名を馳せる太平洋に面したビーチリゾートである。美しく賑やかなビーチの背面では十分な雇用がなく、父親が米国に出稼...</summary>
    <author>
        <name>親盛ちかよ</name>
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    <title>『レイモン・ドゥパルドンのフランス日記』TIFF2012 WORLD CINEMA</title>
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    <published>2012-10-31T06:25:18Z</published>
    <updated>2012-10-31T09:29:51Z</updated>

    <summary>写真家として知られるレイモン・ドゥパルドンの半生を綴るドキュメンタリー。キャンピングカーでフランス各地を訪れ写真を撮るドゥパルトンの映像と、過去の未発表フッテージが織り交ぜて映し出される。妻であるクローディーヌ・ヌーガレが、一緒に仕事を始めたときからの記憶も含めて、レイモンと交互にナレーションをいれている。「カメラで聞き、見つめること」を追い求めるレイモン。潔癖なまでのストイックさで、被写体が実物...</summary>
    <author>
        <name>親盛ちかよ</name>
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    <title>『檻の中の楽園』TIFF2012 natural TIFF</title>
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    <published>2012-10-31T06:18:32Z</published>
    <updated>2012-10-31T09:29:39Z</updated>

    <summary> ドゥニ・コテによる静謐なドキュメンタリー作品。ナレーションや音楽はない。稀に、バックグラウンドの遠い会話の声をカメラが拾う。文明社会にある動物の姿を固定カメラで切り取ったフレームは、ドライな目線を保っている。原題の&quot;Bestiaire&quot;は「動物誌」の意。観る者に一切の理解を委ねるこの映画のスタイルを尊重して邦題も「動物誌」に停めるべきだったのではと思う。スケッチの場面、鉛筆のはしる音で映画は始ま...</summary>
    <author>
        <name>親盛ちかよ</name>
        <uri>http://www.outsideintokyo.jp/mt/mt-cp.cgi?__mode=view&amp;blog_id=4&amp;id=4</uri>
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        <category term="TIFF2012 第25回東京国際映画祭" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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         ドゥニ・コテによる静謐なドキュメンタリー作品。ナレーションや音楽はない。稀に、バックグラウンドの遠い会話の声をカメラが拾う。文明社会にある動物の姿を固定カメラで切り取ったフレームは、ドライな目線を保っている。原題の&quot;Bestiaire&quot;は「動物誌」の意。観る者に一切の理解を委ねるこの映画のスタイルを尊重して邦題も「動物誌」に停めるべきだったのではと思う。スケッチの場面、鉛筆のはしる音で映画は始ま...
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    <title>『老人ホームを飛び出して』TIFF2012 アジアの風 - 中東パノラマ</title>
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    <published>2012-10-31T06:17:03Z</published>
    <updated>2012-10-31T09:29:22Z</updated>

    <summary> それぞれ問題を抱えた老人達が、周囲の反対を押し切ってテレビの仮装大会に出演するために天津のテレビ局を目指しバスの旅に出る。後半にすすむにつれ、みんなの結束が固まり問題が解決されていくポジティブで明るいストーリー展開を、ベテラン俳優人が情感たっぷりに演じている。かねてより中国にはシニアの味のある役者が多いという印象をもっていたが、本作を観てその思いを新たにした。このような博愛主義の精神と、笑いを力...</summary>
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    <title>『ブラック・ブレッド』アグスティー・ビジャロンガ</title>
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    <published>2012-07-09T04:44:32Z</published>
    <updated>2012-07-09T09:03:14Z</updated>

    <summary> 映画の冒頭、馬車の一行は何者かに襲われ、車中の子ども諸共、谷底に突き落とされてしまう。この馬が落ちていくところを数台のキャメラで捉えたショットが迫真に迫っているのだが、それもそのはず、撮影では実際に&quot;死んだ馬&quot;が使われたのだという。馬にしてみれば、もう既に死んでいたとはいえ、撮影の為にもう一度死んだ（殺された）ようなものではあるまいか。谷底に落ちた一行の存在に気付いた主人公の少年アンドレウは、山...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『１＋１＝１１』矢崎仁司</title>
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    <published>2012-06-28T03:10:34Z</published>
    <updated>2012-06-28T11:39:44Z</updated>

    <summary>これといった事件も起きず、若者たちのとりとめのない日常が、短めのカットでランダムに、パラレルに、パズルのピースを埋めていくように繋がれていく、そんな印象を持ちながら観ていた映画が、実体を伴って画面の中から人物像が立体的に浮かび上がって来たのは、ミュージシャンと看護婦の女性との会話のシーンからだろうか。特に魅力的にも見えない、チャラけた風情の若い男が、一見、不釣り合いな美しい女性を軽くあしらう、この...</summary>
    <author>
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        これといった事件も起きず、若者たちのとりとめのない日常が、短めのカットでランダムに、パラレルに、パズルのピースを埋めていくように繋がれていく、そんな印象を持ちながら観ていた映画が、実体を伴って画面の中から人物像が立体的に浮かび上がって来たのは、ミュージシャンと看護婦の女性との会話のシーンからだろうか。特に魅力的にも見えない、チャラけた風情の若い男が、一見、不釣り合いな美しい女性を軽くあしらう、この...
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    <title>『大陸』＠イタリア映画祭2012</title>
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    <published>2012-05-01T06:03:10Z</published>
    <updated>2012-05-01T08:42:34Z</updated>

    <summary>『大陸』は、カウリスマキの『ル・アーヴルの靴みがき』同様、海を渡ってやってくる&quot;難民&quot;という存在に直面した時の、その土地に住む人々の振る舞いを描いている。博愛の精神が漲るファンタスティックな寓話を通じて、より善き未来の可能性をカントの統制理念的に提示する『ル・アーヴルの靴みがき』と比べ、ネオレアリズモの視点を踏まえた『大陸』は、新しい時代の変化に戸惑う漁民の側に軸足が置かれている。夜の漆黒の海面に...</summary>
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    <title>「桃まつり presents すき」壱のすき</title>
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    <published>2012-03-19T04:08:37Z</published>
    <updated>2012-03-19T14:20:51Z</updated>

    <summary> 天野千尋監督の『フィガロの告白』は、イオセリアーニ監督の「真面目に映画を作ろうなどと考えないでください」という言葉をまさに地で行ったような映画である。しかし、これは個人的な感覚の問題だが、NYにおけるSEX依存症の男の苦悩を描いた映画同様、浮ついた男子中学生の思春期の煌めきを描いた本作の主題には左程興味を持てなかった。それでも、完成度の高い四人組のキャラクター造形とキモち悪いほどリアルな会話、よ...</summary>
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        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『スカイラブ』ジュリー・デルピー@「フランス女性監督特集」</title>
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    <published>2012-03-12T03:33:49Z</published>
    <updated>2012-03-15T12:35:35Z</updated>

    <summary>舞台は1979年のブルターニュ地方、緑豊かな田園地帯の一軒家に、一年に一度祖母の誕生日を祝って大家族が一同に集う。この年は、アメリカが打ち上げた人工衛星＜スカイラブ＞が地上に落ちてくるといわれ世間を騒がしていた、その前日がちょうど祖母の誕生日だった。幼い子供と夫とともに旅行に出掛ける列車の中で、家族水入らずで座ろうと座席獲得に奮闘する二児の母アルベルティンヌだが、他の乗客の協力を得られず、やむなく...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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    <title>『TIME/タイム』</title>
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    <published>2012-02-16T07:57:39Z</published>
    <updated>2012-02-16T12:55:21Z</updated>

    <summary> 科学技術の進化で老化は無くなり、全ての人間の成長が25歳でストップする社会。そこでは、25歳になった瞬間から全ての人間の左腕に刻まれたボディ・クロックが起動し、残された時間のカウントダウンが始まる。裕福なものは、その&quot;余命時間&quot;を腐る程持て余し、貧しいものは、&quot;余命時間&quot;を稼ぐために日々の労働に明け暮れている、、。&quot;遺伝子&quot;がその人間の生涯を決定づけるという近未来SFにおけるノンエリートの&quot;逃走...</summary>
    <author>
        <name>上原輝樹</name>
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